編みものの教室に入るなり、
禁煙は続いているのか?と、声がかかった
大丈夫、続けていると答えると、
偉い、偉いと褒めてくれる
前回会ったのは、禁煙8日目の時だから、狂乱の真っ最中であった
今日は顔つきや顔色が全然違うそうだ
誇れるようなことはしていないとはいえ、褒められると単純に嬉しいヽ( ´ ▽ ` )ノ
前回も褒めてもらって、気をよくして帰ってきたっけ
「褒めて育てろ」は、正解なのかもしれない
子供か!と自分につっこみを入れたくなるが、嬉しいならよいではないか
禁煙外来に通うことは、あちこちにばらまいている
私は喫煙者です!と、宣伝して歩くのもいかがなものかと思ったが、多少のプレッシャーは必要と考えた
ばらまいている時に、ある奥さまから、今日は何本吸ったか聞かれ、
2本と答えると、
こんなに長い時間たった、2本で済んでいるのだから、もう禁煙しているも同じ、きっとできるわよ!と、両手を強く包み込むように握って励ましてくれた
本気でこんな人間を励ましてくれているんだと感じ、大いに恐縮しつつも単純に嬉しかった
今までは禁煙したと聞くと、自分には関係ないし、仲間が減るような妙な寂しさもあって、励ますことも労うこともしたことがない
人間性が問われてしまうが、
今後は素直に褒めて励ましてあげよう
私のまわりの喫煙者たちが、妙に寂しそうに私を見つめる
うん、気持ちはわかる
だけど、いつの日か、あの時は辛かった、苦しかったと、共に語り合える日かくることを願う
待っている( ´ ▽ ` )ノ